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The Transformation of Ifrit
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The Transformation of Ifrit
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Taken from: Vana'diel Tribune Issue No. 14
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Notes
Note: Falbub is the brighest star in the Ifrit constellation in Vana'diel's sky. It is a red-colored star.
Article in original Japanese
むかしむかし、さる大陸に君臨していた巨大な帝国に、悪鬼と呼ばれ、味方にすら恐れられた将軍がいました。彼の名はフリート。
数多の戦場に身を置き、無数の敵を葬ってきた猛将でしたが、一方で無謀な作戦や残虐な蛮行でも知られていたため、彼を英雄と呼ぶ者は誰ひとりいませんでした。
しかし、ある時期を境に、彼は野蛮な行為を控え、部下にも配慮を示すようになったため、次第に悪い噂は影を潜めていきました。その背景には、ファルブブという名の、少女の存在がありました。
何年か前にフリートの軍勢が異民族の町を焼き討ちしたとき、燃えさかる民家の前を通りかかった彼は、赤子の泣き声を耳にしました。彼が中に入ると、母親らしき骸の側に麻布に包まれた赤子がいました。のぞき込むと、赤子は泣きやんだばかりか、恐ろしげな姿の彼を見て、満面の笑みで小さな両手を差し伸べたのです。それが、ファルブブでした。
その後、戦役が終わり、帰国した彼は、ファルブブを屋敷に連れ帰ると、使用人の老夫婦に世話を任せました。
それからのフリートは、少女の成長に目を見張ることになりました。快活に育った彼女は、様々な話題に彼を引き込み、時に諌めることすらありました。こうしてフリートは彼女のおかげで、人としての優しさをはぐくませていったのです。
しかし、ある戦役を終え、半年ぶりに帰国の途についたフリートに、悲報がもたらされました。彼の屋敷が焼き討ちされ、焼け跡から老夫婦とファルブブのなきがらが見つかった、というのです。逃亡に失敗して落命した首謀者は、ファルブブが生まれた町、つまりフリートがかつて滅ぼした国の者であることも知らされました。
これが復讐だとしたら、なぜファルブブが犠牲にならねばならないのでしょう?
フリートはこの理不尽を嘆き、かつて無慈悲な行為を犯した自らを問いつめ、呪いました。そして、悩みぬいた末に、ひとつの決意をしました。
“日輪が月に喰われし時、炎の山に亡者集いて、冥界の門を叩かん”
彼は古くから伝えられる一節を頼りに、南の島にあるという火山へと旅立ったのでした。それから数週間、苦難の末、島までたどり着いたフリートは、火山をよじ登って火口の縁に到達すると、そこに座し、時を待つことにしました。
1月か1年か、どれほどの時が過ぎたのか分からなくなった頃、突然、闇が訪れ、その時がきました。火口を見下ろすと、蒼い燐光に包まれたおびただしい数の亡者が列をなし、次々と火口に飛び込んでいたのです。
気がつくと、一部の亡者が列を外れ、彼の方に駆けてきます。その姿は様々でしたが、見覚えがありました。それは彼が殺めた敵兵や民、そして見殺しにした味方兵たちでした。
憎しみの表情を浮かべた彼らは、我先にとフリートに襲いかかりました。自らが犯した罪の深さを知るかつての悪鬼に、その刃をかわすことはできません。彼らがふるった刃は、フリートの皮膚を破り、肉を裂き、ついには炎を発して血を焦がしはじめました。
どれだけの亡者が、彼を傷つけたことでしょう。亡者の憎しみを一身に受け、炎に包まれたフリートは、いつしか頭から2本の太い角が生え、異形の姿に変わり果てていました。
フリートのおぞましい姿に亡者たちが満足し、ついに彼を火口へと引きずり込もうとしたときでした。彼らをかきわけて、ひとりの少女が駆け寄りました。ファルブブでした。
フリートは、己の醜い姿が彼女の瞳に映ることを怖れ、顔を背けようとしました。しかし彼女は炎の中、恐ろしげな姿の彼を見て、満面の笑みで両手を差し伸べたのです。
それははじめて出会ったときと何ひとつ変わらぬ笑顔でした。フリートは彼女を抱きとめると、生涯ではじめて女神に祈りました。
すると、どうでしょう。その願いが通じたのか、ファルブブの身体から燐光が消え、代わりに生気が満ちてきたのです。
フリートは抱きかかえた彼女を安全な岩影にそっと置くと、亡者たちと共に火口の中へと沈んでいきました。泣き叫ぶファルブブに振り向いた顔には、笑みが浮かんでいたということです。
やがて、ファルブブが幸福のうちに天寿をまっとうすると、女神はファルブブとフリートを再会させてやるために、2人を天に招きました。この哀話を伝え聞いた人々は、彼を“イ・フリート(炎のフリート)”と呼ぶようになったということです。
Credibility of the Avatar Legends
The stories told in the Vana'diel Tribune might not be actually true. There are some points in the main storyline of FFXI that contradict the facts said in these stories.
It is possible that these stories are actual legends that are spread around by the people of Vana'diel. This becomes even more likely considering that most of the time the Vana'diel Tribune is being told from the point of view of people actually in Vana'diel.
| Legends of the Constellations |
| Chapters: The Ice Queen Shiva-A Tragedy of Treason | The Hermit Ramuh | The Legendary Giant Titan Leviathan, Guardian God of the Sea | The Transformation of Ifrit | Garuda, The Queen of Birds-A Tale of Granted Wishes |
Source entry: The Transformation of Ifrit. Cached on this server on 5 November 2026.


